未病女子チェックシート
「女性の健康・未病」に関する知識・理解度、心身の状態、生活習慣について、セルフチェックをしてみましょう。
「女性の健康・未病」
知識・理解度編
以下の記述について、「〇(正)」か「×(誤)」でチェックしてみてください。
全問回答後、「結果を見る」から正解・解説をご覧いただけます。
一度クリックした後でも回答の変更は可能です。
やり直す場合はもう一度正しいと思う方をクリックしてください。
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あなたは010問正解です
正解
不正解:正解は、です。
めざしたいのは「ぽちゃかわ?」
やせ過ぎ(BMI18.5以下)の女性は、不妊になりやすい傾向や妊娠しても切迫流産などを生じやすい傾向があることが知られています。「やせ過ぎ」は「ヘルシー」ではありません。
妊娠を考えている女性は適正体重(BMI22~23、「ちょっと太め」「ぽちゃかわ」と思われる体重と言われます。)を維持するよう心がけることが必要です。
妊娠を考えている女性は適正体重(BMI22~23、「ちょっと太め」「ぽちゃかわ」と思われる体重と言われます。)を維持するよう心がけることが必要です。
正解
不正解:正解は、です。
妊娠・出産・授乳の経験は、子宮に関する病気(子宮内膜症や子宮筋腫など)を低下させます。さらに、中長期的には、乳がんの発生リスクも低下させることもわかっています。
今日、初経年齢(月経が始まる年齢)の低下と初産年齢の上昇、少産化によって、女性が生涯に経験する月経回数は戦前の8~10倍となっています。
このため、30歳前後からの子宮内膜症や子宮筋腫の発症が顕在化していますが、これらはいずれも不妊の原因となる可能性がある疾患です。
今日、初経年齢(月経が始まる年齢)の低下と初産年齢の上昇、少産化によって、女性が生涯に経験する月経回数は戦前の8~10倍となっています。
このため、30歳前後からの子宮内膜症や子宮筋腫の発症が顕在化していますが、これらはいずれも不妊の原因となる可能性がある疾患です。
- ・妊娠・出産を経験しないことは、女性特有の病気のリスク上昇に繋がる
- ・子宮内膜症など不妊に繋がる病気のリスクは30歳前後から高まる
正解
不正解:正解は、です。
自分の排卵日がわかっていれば心配無用に
月経と月経の間には、排卵(卵巣から卵子が飛び出す)が生じ、その際、体内で少量の出血が生じています。また排卵に伴う急激なホルモン環境の変化により、子宮内膜が出血し、おりものに少量の血液が混じることがあります。
このような出血は、基礎体温の記録などから排卵時期と重なっていることが確認できれば、生理現象として心配することはありませんが、はっきりしない場合は不正出血の可能性もあります。
このため、基礎体温を記録することによって自分の身体の周期を把握するとともに、心配な場合は受診をするようにしましょう。
このような出血は、基礎体温の記録などから排卵時期と重なっていることが確認できれば、生理現象として心配することはありませんが、はっきりしない場合は不正出血の可能性もあります。
このため、基礎体温を記録することによって自分の身体の周期を把握するとともに、心配な場合は受診をするようにしましょう。
正解
不正解:正解は、です。
無月経はカラダからのSOS
ダイエットによる極度の体重減少などで無月経になることがありますが、無月経は、女性としての機能が維持できなくなっていることを表す、身体からのSOSで大問題です。
無月経が続くと、月経を戻すことが難しくなったり、骨密度の低下が進んで骨折しやすくなったりします。放置せずに、婦人科を受診することが必要です。
無月経が続くと、月経を戻すことが難しくなったり、骨密度の低下が進んで骨折しやすくなったりします。放置せずに、婦人科を受診することが必要です。
正解
不正解:正解は、です。
だから、女性は若い頃に「貯骨」を!
女性ホルモンの分泌は、男性は生涯を通じてほぼ一定ですが、女性は閉経すると男性の半分以下に低下します。女性ホルモンは骨の維持・形成に必要なため、閉経後の女性は男性に比べて骨粗しょう症になりやすくなるのです。
このため、女性の方が、若い頃に「貯骨」しておく重要性が高いのです。
このため、女性の方が、若い頃に「貯骨」しておく重要性が高いのです。
正解
不正解:正解は、です。
実は恐ろしい、若くして「骨スカスカ」
骨の健康には、カルシウムなどの栄養摂取、適度の運動と日光浴が必要です。
過剰なダイエットによる体重減少、栄養不足、運動不足、UVケアのし過ぎなどで、骨密度が低下し、「骨スカスカ」状態になり、若くても骨折しやすくなることがあります。
特に、妊娠・出産・授乳に伴ってカルシウムの代謝が変わり、更に産褥期の無月経が加わりますと、元来骨密度の低い女性では、重症化して背骨の圧迫骨折(自分の体重で骨が押しつぶされる)を起こし、育児どころか日常生活もままならなくなり、大変悲惨な状態になってしまいます。
栄養、運動、日光浴に心がけるとともに、健康イベントなどの機会を活用して骨の健康度チェックをしてみましょう。
過剰なダイエットによる体重減少、栄養不足、運動不足、UVケアのし過ぎなどで、骨密度が低下し、「骨スカスカ」状態になり、若くても骨折しやすくなることがあります。
特に、妊娠・出産・授乳に伴ってカルシウムの代謝が変わり、更に産褥期の無月経が加わりますと、元来骨密度の低い女性では、重症化して背骨の圧迫骨折(自分の体重で骨が押しつぶされる)を起こし、育児どころか日常生活もままならなくなり、大変悲惨な状態になってしまいます。
栄養、運動、日光浴に心がけるとともに、健康イベントなどの機会を活用して骨の健康度チェックをしてみましょう。
正解
不正解:正解は、です。
根性論はダメ!ヒドイ痛みには受診が必要
日常生活に支障を来たすほどの月経痛を、「根性が足りないせい」と片づけてしまったり、「2~3日、我慢すればいいから」などごまかしてしまってはいけません。
重い月経痛は、「月経困難症」と呼ばれる病気や「子宮内膜症」などの病気に伴う症状の場合があります。「月経困難症」はホルモン療法などで症状の改善を図ることができますし、「子宮内膜症」などは早期発見・早期対応が重要。婦人科を受診しましょう。
重い月経痛は、「月経困難症」と呼ばれる病気や「子宮内膜症」などの病気に伴う症状の場合があります。「月経困難症」はホルモン療法などで症状の改善を図ることができますし、「子宮内膜症」などは早期発見・早期対応が重要。婦人科を受診しましょう。
正解
不正解:正解は、です。
睡眠不足やストレスは女性ホルモンの大敵
月経周期は女性ホルモンの分泌によって司られています。
女性ホルモンの分泌は、睡眠不足やストレスの影響を受けやすく、ホルモン分泌の不足や乱れが生じると、月経不順に繋がることがあります。
月経不順があると、仕事やレジャーの計画はもとより、妊活に計画的に取り組むことも難しくなります。
月経不順の方は、ご自身のカラダとココロのデリケートさを自覚し、事情の許す限り自分で自分をいたわってあげるようにしましょう。
女性ホルモンの分泌は、睡眠不足やストレスの影響を受けやすく、ホルモン分泌の不足や乱れが生じると、月経不順に繋がることがあります。
月経不順があると、仕事やレジャーの計画はもとより、妊活に計画的に取り組むことも難しくなります。
月経不順の方は、ご自身のカラダとココロのデリケートさを自覚し、事情の許す限り自分で自分をいたわってあげるようにしましょう。
正解
不正解:正解は、です。
バランスのよい日常生活、セルフコントロールが大切
月経不順と密接な関係がある女性ホルモンの分泌は、睡眠不足やストレスなどの影響を受けやすいことが知られています。このため、日常的に、適度な睡眠に心がけるとともに、スポーツや趣味などでストレス発散を図りましょう。
また、月経痛は、血行・血流の滞りによっても悪化しがちです。
このため、栄養バランスに気を付けた食生活とともに、冷たいものばかりを食べない、入浴や服装などで身体を温める工夫をする、適度な運動で血の巡りを良くするなどによって、改善を図れることがあります。
病的な場合は受診が必要ですが、セルフコントロールによって改善できる可能性もあります。「市販薬に頼りきり」とか「ひたすらガマン」ではなく、普段の生活を見直すことから始めてみましょう。
また、月経痛は、血行・血流の滞りによっても悪化しがちです。
このため、栄養バランスに気を付けた食生活とともに、冷たいものばかりを食べない、入浴や服装などで身体を温める工夫をする、適度な運動で血の巡りを良くするなどによって、改善を図れることがあります。
病的な場合は受診が必要ですが、セルフコントロールによって改善できる可能性もあります。「市販薬に頼りきり」とか「ひたすらガマン」ではなく、普段の生活を見直すことから始めてみましょう。
正解
不正解:正解は、です。
「『卵子の凍結保存』で、ひと安心」なんて、たかをくくらないで
女性は月経がある間でも、年齢とともに妊娠しにくくなります。
その主な原因の一つである「卵子の老化」対策として、近年、若い頃に卵子を凍結保存しておき、妊娠を望む時期に体外受精によって受精卵を造り、これを体内に戻すことによって、妊娠を成立させる方法が考案されてきました。しかし、女性の年齢上昇とともに、受精卵が子宮内で胎児に無事に育っていく確率が低下していくことは防ぎようがありません。
このため、「若い頃に卵子の凍結をしておけば高齢になっても妊娠・出産できる」ではなく、あくまでも「できる可能性がある」と理解すべきです。
さらに、年齢とともに妊娠・出産に伴う母体のリスクも高まることを踏まえて、ライフプランを考えることが必要です。
その主な原因の一つである「卵子の老化」対策として、近年、若い頃に卵子を凍結保存しておき、妊娠を望む時期に体外受精によって受精卵を造り、これを体内に戻すことによって、妊娠を成立させる方法が考案されてきました。しかし、女性の年齢上昇とともに、受精卵が子宮内で胎児に無事に育っていく確率が低下していくことは防ぎようがありません。
このため、「若い頃に卵子の凍結をしておけば高齢になっても妊娠・出産できる」ではなく、あくまでも「できる可能性がある」と理解すべきです。
さらに、年齢とともに妊娠・出産に伴う母体のリスクも高まることを踏まえて、ライフプランを考えることが必要です。