生活習慣と健康
バランスのとれた食事
昨日食べた食事のチェック
私たちのからだは、食べたもので作られています。バランスのとれた適切な量と質の食事を1日3食規則正しく食べることが健康なからだの土台となります。
まず、昨日の食事を振り返ってみましょう。
目指したい1日の食事例
自炊している場合、全てを作るのは難しいですが、外食や惣菜をうまく活用することもできます。
ポイントを参考に、日頃の食事を意識して整えてみませんか。
必要な食事の量には個人差があり、性別や年齢により異なります。自分の適量を知りましょう。
20代女性における摂取の目安(1日当たり)※は熱量1950kcalの場合
- 熱量
- 1650~2200kcal
- 脂質
- 43~65g※(熱量のうち20-30%)
- 食物繊維
- 18g以上
- カルシウム
- 550~650mg
- たんぱく質
- 63~98g※(熱量のうち13-20%)
- 炭水化物
- 244~317g※(熱量のうち50-65%)
- 食塩相当量
- 6.5g未満
- 鉄
- 8.5~10.5mg
出典:日本人の食事摂取基準(2020年版)
栄養成分表示の活用
市販食品には栄養成分が表示されているものが多くあります。
何がどれだけ含まれているのか確認する習慣を身につけましょう。
チェックポイント
- 栄養成分表示とは?
- 食品を見ただけでは分かりにくい栄養成分の量と熱量(エネルギー)が分かります。
実際に食べる量をふまえて、含有量をチェックします。
食品単位は100g、100ml、1食分、1包装等、食品ごとに異なります。内容量と合わせて確認してください。
- 活用方法 ~栄養成分表示を見るポイント~
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- 熱量は、体重管理の参考になります。熱量を摂り過ぎると体重が増え、不足すると体重が減ります。
- 食塩相当量は、高血圧の予防のために、女性は1日6.5g未満を目標としましょう。(男性は1日7.5g未満となっています)
- その他の栄養成分が表示されている場合、不足しがちなカルシウムや鉄等の含有量も見てみましょう。
- コンビニ400円で購入できる食事の例
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- 1食の目安は400~600kcalです。
- 食材が重ならないように選びます。
- 野菜(食物繊維、ビタミン・ミネラル類の供給源)
乳製品(カルシウム等の供給源)等を取り入れます。
- おにぎり2個+具だくさんスープ
- のり巻セット+ほうれん草のお浸し
- 惣菜パン+スティック野菜
- しらす丼+おでん(大根・こんにゃく等)
- ミックスサンドウィッチ+果物ヨーグルト