生活習慣と健康
通勤・通学で「運動」
忙しい日常でも運動を
若い女性には、あれもやりたい、これもやりたいと忙しく、「運動」の時間がとりづらいという人も少なくありませんが、「運動」は、体調やホルモンバランスを整え、「未病」を改善するためにとても重要。
通勤・通学の時間を利用して、「運動」を心掛けましょう。
階段の利用
階段の昇降は平らな所の歩行の約3倍の運動量を要し、ジョギングとほぼ同じ位のエネルギーを消費すると言われています。日常的に続けられるため、血液の循環がよくなり、柔軟性の向上や大腿四頭筋などの適度な筋トレにもなり基礎代謝の向上などが期待できます。基礎代謝の向上は、「食べても太りにくいカラダ」をつくるためには必須です。
階段の昇降は、「姿勢」が重要です。しっかりと背筋を伸ばし、肩の力を抜き、視線だけ足元に落とし、姿勢は正面に向けます。前の脚は膝をしっかり上げ、次の段に足の裏全体をつけ、後ろ足で押し出すように、後ろ脚の膝を伸ばすことがポイントです。
車内での運動
つり革につかまったまま、つま先を立てかかとを挙げたり、かかとに重心を移してつま先を挙げたりすることで、下肢の筋肉を鍛えることができます。
また、座席に座れたときは、足首を伸ばしたり、曲げたりする運動もおすすめ。