月経の悩み

過多月経

過多月経とは?

生理時の出血の量(経血量)が異常に多い状態を、「過多月経」といいます。 経血量には個人差がありますが、正常な量は20~140mlとされ、最も多い日でもナプキンを2時間おきに変えるくらいの量です。これ以上の出血が見られ、日常生活に支障をきたすような場合を「過多月経」といいます。

過多月経の主な原因

過多月経には、子宮の病気や異常が原因で起こる場合と、原因となる病気がなく女性ホルモン等が影響している場合の主に2種類に分けられます。

過多月経の原因となる主な子宮の病気

  • 子宮筋腫
    子宮筋腫とは、子宮筋層にできる良性の腫瘍(しこり)です。
    がん(悪性の腫瘍)ではありませんが、貧血や痛み、不妊など様々な症状の原因となります。
  • 子宮腺筋症
    子宮腺筋症は、子宮内膜組織が子宮筋層の中にできる病気です。
    子宮筋腫と同様、がんではありませんが、痛みや経血量の増加などの症状があらわれます。

気になる方は早めに病院へ

月経は女性の健康のバロメーターです。
経血量や痛みなど、気になる方は早めに病院を受診するようにしましょう。

監修:   久保クリニック/水野 千鶴先生

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