生活習慣と健康
注意力低下の緩和には「全身浴」
脳や目の疲れがたまると注意力が下がってしまいます。
お湯につかる入浴(全身浴)により、精神疲労の蓄積が減り、注意力の低下を緩和する効果が期待できます。
精神疲労の指標のフリッカー値(※)を使って、入浴の効果を検証したところ、目や脳がつかれる作業をした後に全身浴をすると、入浴しない場合に比べて、精神疲労が減少するという結果がでています。
(**:P<0.01 *:P<0.05 +:P<0.1)
[n=10 / MEAN±SE](タスク前後の変化量(入浴前後の変化))
東京ガス・千葉大学での共同研究
[n=10 / MEAN±SE](タスク前後の変化量(入浴前後の変化))
東京ガス・千葉大学での共同研究
※フリッカー値
点滅する光の点滅の間隔が長くなったり短くなったりする中で、点滅が連続して見える周波数の値を示し、脳の疲労を測定する。疲労タスク前後のフリッカー値を測定し、疲労の蓄積を確認できる。
点滅する光の点滅の間隔が長くなったり短くなったりする中で、点滅が連続して見える周波数の値を示し、脳の疲労を測定する。疲労タスク前後のフリッカー値を測定し、疲労の蓄積を確認できる。
出典:東京ガス都市生活研究所レポート
「東京ガスの「浴育のすすめ」疲労タイプ別おすすめ入浴法~毎日元気でいたい、あなたへ~」
「東京ガスの「浴育のすすめ」疲労タイプ別おすすめ入浴法~毎日元気でいたい、あなたへ~」
監修:東京ガス都市生活研究所 統括研究員 小泉 貴子