初期は無症状のことが多い、子宮頸がん
子宮頸がんの初期は無痛・無症状の場合が多く、自覚症状から発症を疑うことは困難です。だからこそ、日頃から自分の体調や分泌物をチェックして、心配な変化が見られたらすぐに受診することが大切です。子宮頸がんはヒトパピローマウイルス感染によって発症しますので性交経験のある女性は定期検診が重要です。
チェックポイント
子宮頸がんに見られる、下記のような代表的な症状に当てはまるものがある場合、検診受診が望まれます。特に、②の月経以外の出血(不正出血)に気付くために、月経記録を確実につけておきましょう。
①性交時に出血がある。
②月経以外に出血がある。
③悪臭を伴うおりものがある。
④腰痛がある。
⑤尿に血が混ざったり、尿が出にくくなったりする。
⑥血便や下腹部の痛みがある。