セルフチェック・健診
目の疲れのセルフチェック
ついついスマートフォンを長く使用する、仕事でPCを使った作業が多い・・
私たちの日常で目の疲れを誘発する場面が増えてきています。
疲れ目とは、一時的な目の疲労感のことを言います。
疲れ目は、十分な休息や睡眠をとれば改善しますが、この疲れ目を放っておくと目以外にも頭痛や肩こりなどの身体全体に症状が出る「眼精疲労」となる可能性があります。
単なる「疲れ目」と考えず、普段と目の見え方が違ったり、眼の症状が気になる場合は病院の受診をおすすめします。
目の使い方や使う環境が悪いと、目に負担がかかり、疲れ目などの症状が出やすくなります。次のような環境に心当たりのある方は、改善していきましょう
チェックポイント
チェックポイントで1つでもあてはまる項目があったら、医師に相談することをおすすめします。
□ 長時間パソコンやスマホなどを使うことが多い
□ パソコン、スマホなどを使うとき、目と画面が近い
□ 視力にあっていないメガネやコンタクトを使用している
□ 日頃から睡眠や休息が不足している
改善のポイント
- パソコン、スマホなどの使用環境を整えましょう
パソコンやスマホなどを長時間、近距離で見つめていると目を動かすことが少なくなり、眼のまわりの筋肉が緊張している状態になります。
連続して作業するときは、1時間に10分程度の休息時間を設け、窓の外や遠くを見るなど、目をリラックスさせましょう。
また、集中して画面を見ていると、まばたきが減って、目が乾燥してしまうことも目の疲れの原因となります。意識的に、まばたきの回数を増やすようにしましょう。
- メガネやコンタクトの度数の確認をしましょう
目に合わないメガネやコンタクトを使っていると、目によけいな負担をかけてしまいます。定期的に眼科を受診して、度数の確認をおすすめします。
- 十分な睡眠をとりましょう
眠っている最中は眼球の緊張が和らいでリラックスした状態になります。十分な睡眠をとって目を休めましょう。
その他に、目の緊張をほぐし、血行を改善するための温パックや充血を取るための冷パックなどもおすすめです。
監修:久保クリニック/水野 千鶴先生